韓国剣道日記〜サムギョプサルと私と大体剣道。〜
2025年も残りあと少し...
いよいよ年末も近づいており、そろそろ今年も終わりなんや。早い。早すぎる…!と思うと同時に、ぼちぼち稽古納めやなと思う今日この頃。今回の韓国剣道日記をもって、おそらく年内最後の剣道クレイジーの更新です。
HPを立ち上げたのはいいものの、見事に剣道の記事しかUPしなかった。世界各国で剣道ができてよかったと思う反面、一体何のためのHPなのだろうか。自身の宣伝HPにしようと思っていたのに、これではただの剣道ブログではないか。これはまずいな。このままでは、「剣道やっている弁護士」ではなく、「弁護士やっている剣道の人」となってしまう。
せめてもの真面目な法律コラムを1本でもUPしたいところではあるが、筆者は剣道欲には逆らえないのでございます。
思い返せば、今年は恒例のフィリピン・香港に留まらず、ウズベキスタン、そして本記事の韓国と新規開拓ができた素晴らしい年であった。来年早々にもフィリピンが待っているわけですが、ブルネイからも稽古のお誘いがかかっており、万博のヨルダンパビリオンのお手伝いをきっかけにヨルダン人剣士とも親交ができた。これは大変にありがたいことで、今後とも、剣道や仕事を通じて得た、ご縁を大事にしていきたい。
韓国に稽古に行くことになったきっかけは、ウズベキスタンからのつながりである。東京をベースに稽古されている方々の韓国剣道交流にご一緒させていただけることになり、これまたありがたいことでした。
韓国といえば、真っ先に思い浮かぶのは世界大会での韓国チームでして、世界各国は言うまでもなく、例年日本とは熾烈な闘いをくり広げており、その試合ぶりは苛烈である。国の威信をかけていることもあるが、鬼気迫るものがある。
そんなイメージでしたので、「これはタダでは帰ってこれないのではないか。ボコボコにされてしまうぞ」と言うよくないイメージがあり、うーんこれは怖いなぁしかしサムギョプサルとスンドゥブとキムチ等々の美味しいものを食べられるのか。ん?稽古後9時半から懇親会?夜の?うん、見間違いだろう、きっとそうに違いない。モノは試しやしひとまず行ってみようか。で決定した韓国への出稽古。韓国編のスタートです。
韓国での初稽古
今回は、韓国にある建国大学での稽古後に懇親会×2セットという内容でしたが、一回あたりの稽古中に地稽古を約90分とかなりみっちりコース。それも元太刀側でということもあり、かなりしっかり稽古できてしまった。おそらく、というより確実に日本にいるときよりも、筆者は稽古できている。普通は逆なのだろうが…。そして、韓国剣士の皆さん、総じて体力もパワーもあり、そのことも相まってか少し打ってくる機会が早いな、という印象であった。通常の一足一刀の間合いよりも、遠いところから飛べてしまうんやろうなぁ。これはいい発見でした。攻め合いや間合感覚を養ういい勉強となりました。感謝。
さて、見間違いかと思われた9時半からの懇親会であるが、全く見間違いではなかったのである。9時半からスタートし、もはや何時に終了したか覚えていない。筆者は、飛行機の都合で前日から徹夜して臨んでいたため、完全にグロッキー状態であった。なぜ同じアジア圏なのに、こうもアルコール耐性が異なるのか。その高麗人参酒は一体何だ。どこから持ってきたのか。なぜそんなに不味いのか。なぜそれを混ぜるとビールもチャミスルも全部土の味になるのか。なぜ1本3万円もするのだ…。尽きることのない疑問とともにリタイアした。
からの翌日も稽古、そして懇親会アゲインである。懇親会で食べたサムギョプサルは絶品であった。ぶっちゃけ豚肉を焼いているだけなのに、これが日本で食べられないのは、なぜであろうか?ちなみに、サムギョプサルよりモクサルのほうがおいしかった。違いについては、各自で検索してほしい。でないとただのグルメブログとなってしまう。
しかし、当初イメージと大違いで、大歓迎ムードであり、終始、温かく優しく引率・稽古していただき大変に驚いた。真剣に剣道に向き合い、吸収しようとする姿勢、学ぼうとする姿勢は万国共通なんやなと感心した次第である。
そういえば、最年少八段の韓国人剣士と稽古できたが、40歳で合格したそうで、日本の段位制度ではまずあり得ないのであるが(年齢制限により、そもそも受審できないはず。)、どういうシステムなんだろう?韓国独自の昇段審査システムがあるようで、また機会があれば聞いてみよう。
定期剣道延高戦
その他、高麗大学と延世大学との定期戦、通称「定期剣道延高戦」(日本でいう早慶戦のようなもの。)も見学させていただくことができた。来賓席で。ありがたいが、筆者はただの五段剣士であり、大変恥ずかしい思いであった。ご紹介いただいても、同時に訪問していた大学生と間違えられるほどに童顔であり、若く見えてしまう。何なら錬士ですらない。称号や段位に何のこだわりも欲もないのであるが、対外的には地位が低いため、なんとも扱いにくい存在となり、こちらとしてもなんとも言えない気分であるし、なんとも恥ずかしいもので。ここまでくると、いよいよ昇段だけではなく、称号審査も検討しないといけない。
来年に向けての欲野望
来年もたくさんの方と剣を交えることができたらいいなあと思う。欲を言えば、エジプト。ピラミッドに囲まれて稽古したい(というよりピラミッドとスフインクスと博物館に行きたいだけである。)。ヨーロッパも、22歳でのイギリス縦断以来行ってないので、剣道が盛んなフランスにも行きたい(これはエッフェル塔やルーブル美術館に行きたいだけ。)。
来年は、どこか行ったことのない国に行けるだろうかと、ワクワクしている。ここで法律コラムの一本でもUPしようと考えていないあたり、弁護士としてのHP運用をする気がないと言っているようなものなので、お察しですな。

